2017年1月28日土曜日
神代温泉(富山県氷見市)
氷見の山奥にある温泉。神代(こうじろ)と読みます。
場所は正に"秘湯"といった感じで、その筋のマニアの間では有名な温泉ではないでしょうか。
昭和25年、石油発掘を試みた際に湧き出た温泉で、源泉は建物から150m離れた所にあります。
入口の前は円形になっているのですが、ちらっと覗いてみると、すてきなタイルの浴槽が。
昔はこの浴槽に源泉を流していたそうで、旅館として建て直す際に、モニュメント的な意味を込めて残したとのこと。
そして、入ってすぐの受付が、かつての脱衣場だったと。面白い経緯。
ドライヤー完備。マッサージ機も年季が入っています。
湯治場として寝泊りもできたそうですが、現在は日帰り入浴のみの営業です。
こんな感じの、生活感漂う通路を歩いて脱衣場へ。
撮る人、を撮る。大学の先輩です。
すっぽんぽんじゃー!
そんなわけで、こちらが浴槽でございます。
加水や加温、ろ過なしの純粋な源泉がどぼどぼパイプからかけ流されています。
パイプから流れ出ている源泉は無色透明ですが、鉄分を含んでいるため、しばらくすると酸化して写真のように薄茶色ににごってきます。熱すぎず、ぬるすぎず、ちょうどいい湯温でいくらでも入っていられます。お湯から出たあともしばらくは身体から熱が逃げずぽっかぽかのまま。山奥という立地でありながら、遠方からのリピーターもかなり多いと聞きます。
きもちええのぅ。
オロナミンCをいただきながら、しばし金沢談義。
サービス精神旺盛でにこやかな女将さんに会いに、何度でも訪れたくなる素晴らしい温泉です。
ちなみに、受付にはミッフィーちゃんの写真も飾らせていただいてます( ・×・)♪
住所 〒935-0106 富山県氷見市神代3021
電話 0766-91-1210
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