2017年3月18日土曜日

ドライブイン小牧(富山県砺波市)



ドライブイン頼成山 を出た後、砺波で一番気になっていたドライブインへ。
庄川遊覧船乗り場のお隣にあります。


こちらの魅力は、なんといっても最高のロケーション。川に手が届きそうなほどの近さです。
まるで船の上にいるかのような気分を味わえます。




雪化粧した山の風景や洞門を見ながら、お食事を待ちます。


うどんが付いた山菜丼セット。だしが効いててまいうーです!
ハンバーガー食べられなかった分、余計においしく感じました(^▽^;)


開業してから50年ほど経っているそうですが、ガラス張りの面も多く、古臭さは感じません。



地下駐車場にもお邪魔しました。

ここには昔、桟橋がかけられており、木材などが運ばれていたとのこと。

この機械で、川から舟を引き上げていたようです。


ここは季節ごとに来る必要がありそうですね…。




庄川遊覧船乗り場。
船でしか行けない温泉宿として有名な大牧温泉への便も、こちらから出ています。富山で休もう。


遊覧船乗り場周辺を散策した後、もう一度お店に戻って、とちの実コーヒーを。
あま~い香りのするコーヒーで、砂糖を入れなくても、自然の甘さで十分楽しめます。
必ずまた行かせていただきます!


住所 〒932-0304 富山県砺波市庄川町小牧72
電話 0763-82-1052

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2017年3月15日水曜日

芦原温泉駅前と小泉食品センター(福井県あわら市)



JR芦原温泉駅。
温泉街はここから5kmほど離れたところにあり、周囲は閑散としています。



駅前の巨大ロータリーでは、直通バスやタクシーがずらりと並んで観光客を迎えています。
周囲には土産屋が軒を連ねていますが、ほとんどが廃業しているようです。


前回ご紹介した喫茶 アンディさんを含めたこのビル景、しびれる…。
どのビルもそれぞれに個性が強く、味わい深い並びです。東尋坊定食気になるなぁ。

この周りにも、かつては10軒ほど喫茶店があったようですが、現在はアンディさんを残すのみとなっています。


次の電車まで少し時間があったので、温泉街方面に向かってぶらぶらすることに。


…が、駅から歩いて5分のところで見つけたこのビルで足が止まりました。
エッジの効いた角と連続窓。ただものではない予感。


これは入らねばと思い、残りの時間を全てここで費やすことにしました。


うぉぉ…やはり入っておいて正解でした…。完全に時が止まった昭和空間です。


いかん、何か買わねばと思い、ホットウォーマーから甘酒を取り出しお勘定場へ。
ちょっとぬるかったけど、凍えた身体に染み渡った。








この広告いつから貼られたままなんでしょう…。



ここでは鮮魚を扱っていたそうです。数年前に撤退したとのこと。





今はこんにゃくが並んでいます。


こんな便利な缶詰があったとは。



昔は人であふれ返っていたといいます。



お勘定場でイスに座りながら、しばし世間話。

昭和37年、個人商店の共同出資によって開業したという小泉食品センターさん。大型スーパーマーケットの台頭で、徐々に役割が少なくなってきたと、うどんとそばを袋に詰めながら話していました。どうやら近所に住む方へお届けらしく、一緒にお店を出ることに。


帰り際、三ヶ日みかんをお土産にいただいてしまいました。
甘さと冷たさと、あたたかさを感じながら、福井市街へ向かうのでした。


住所 〒919-0632 福井県あわら市春宮2-1-21

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2017年3月7日火曜日

軽飲食・珈琲専科 アンディ(福井県あわら市)


JR芦原温泉駅周辺の唯一の喫茶店、その名も「アンディ」。

まるでパイプオルガンのような、他に類を見ないデザイン。
曲線と直線が織り成す立体的な造形美に魅了されます。




店内に入り、カウンター席へ。
ママさんは、ゆで卵を食べながら常連さんとふわふわ会話中でした。

「なんにします?」と聞かれ、モーニングを注文。野菜を切るザクッ、トントンという音が心地いい。
朝のゆったりとした雰囲気に和まされつつ、照明が埋め込まれた渋い天井をじっと眺める。
これも湾曲していて、実に飽きのこない曲線。


注文してから待つこと10分、モーニングが到着。
ポテトサラダがめちゃうまでした。


デザートに、美味しいふかし芋をいただきました。
噛めば噛むほどに味わえる自然の甘さ。朝からもうお腹いっぱいです。


「八角文化会館 Vol.5 "駅前文化遺産"特集」にも掲載されている芦原温泉駅前。
アンディさんの外観も写っている写真を見せたところ、ママさんもマスターも大変喜んでおりました。

おとなしくしてなさいね。


奥のテーブル席へ。

「オンリーゆー」というビジネスホテルを経営されていたこともあるそうで、
壁にはこんな張り紙が残っていました。やはり2階の喫茶スペースが気になりますね。



再び入口へ。2階へ上がる階段は、既に閉ざされていました。現在は物置になっています。


全盛期は、きっと2階も満席になるほど賑わっていたはず。
そんな時代に、一度は行ってみたいと、すてきな純喫茶を訪れる度にそう思います。

おいしいあさごはん、ごちそうさまでした。


住所 〒919-0632 福井県あわら市春宮1-11-52
電話 0776-73-0190

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